応用生態工学会・日本景観生態学会・日本緑化工学会
3学会合同大会『ELR2008福岡』のご案内
□開催主旨
応用生態工学会(E&CE),日本景観生態学会(L),日本緑化工学会(R)はいずれも「健全な生態系の持続・修復を視野にいれた国土のプランニング」を,学界・行政・市民の連携のもとに進めようとする応用系学会です。この3学会はこれまで,互いに得意とする異なった場で研究をおこなってきましたが,「森・川・海」といわれるように地球上のすべての生態系はつながっており,つながりのなかでしか有効な目標設定と課題達成がおこなえないことは明白です。各学会で学会間連携の動きがほぼ同時的・自律的にわきあがってきました。連携実現の第1歩として,3学会の合同大会「ELR2008 福岡」を開催します。
1. 大会概要
(1) 日程
2008年9月20日(土)~22日(月)
9月20日(土) 各学会委員会等,研究発表(口頭,ポスター),資材工法展示,研究集会
9月21日(日) 研究発表(口頭,ポスター),資材工法展示,各学会総会,懇親会
9月22日(月) 公開シンポジウム,エクスカーション(一泊コースは23日(火)まで)
(2) 会場
福岡大学(福岡市城南区七隈)
※アクセス参照URL:http://www.fukuoka-u.ac.jp/unv_gide/access/index.html
2. 申込み
(1)参加申込み
すべての申込みは,別紙の『参加・発表申込書』により,7月31日(木)までに,参加費用をお振込のうえ,FAXまたは電子メールで下記あてお申込みください。大会参加費は,一般5,000円(当日参加6,000円),学生3,000円,非会員8000円,懇親会参加費は3000円です。費用には講演要旨集が含まれます。
●振込先
福岡銀行 姪浜支店 普通 口座番号1995355 島谷幸宏(シマタニユキヒロ)
●申込所送付先:九州大学 島谷研究室宛 / FAX番号:092-802-3420 / elr2008@civil.kyushu-u.ac.jp
日帰りコース,および一泊コースのエクスカーションも実施します。参加費は日帰りコース 3000円,一泊コース 10000円を予定しています。費用を確定後,改めてご案内いたします。
(2)発表申込み方法
i. 発表形式
3学会のいずれかに所属していれば,どなたでも発表可能です。発表内容に校閲はなく,参加・発表申込みと要旨の提出により発表ができます。発表形式には口頭とポスターがあり選択できます。ポスター発表にはポスター賞が設けられる予定です。ただし,件数によっては,口頭,ポスターの選択希望に添えない場合もあります。発表セッションは,発表部門,所属学会にかかわらずテーマによって割り振られます。
ii. 講演要旨
発表申込み後,要旨原稿(A4用紙1枚以内)を8月10日(日)までに提出していただきます。書式,提出方法は後日連絡いたします。
□問い合わせ(ELR2008福岡 実行委員会)
島谷 幸宏(九州大学 / 実行委員長) shimatani@civil.kyushu-u.ac.jp
河口洋一(九州大学) kawaguchi@civil.kyuusyu-u.ac.jp
原田 圭助(西日本技術開発(株)) k-harada@wjec.co.jp
江崎保男(兵庫県立大 / 応用生態工学会) ezaki@hitohaku.jp
鎌田磨人(徳島大 / 景観生態学会) kamada@ce.tokushima-u.ac.jp
藤原宣夫(岐阜県立国際園芸アカデミー / 緑化工学会) fujiwara-nobuo@horticulture.ac.jp
2008年7月31日〆切り
Fax送付先: 092-802-3420
Email送付先 elr2008@civil.kyushu-u.ac.jp
ELR2008福岡
参加・発表申込書
# 次のいずれかに○を記入するとともに,以下の空欄に必要事項を記入してください. 記入頂いた個人情報につきましては,大会運営に関わる事務処理にのみ使用し,第三者への開示,提供はいたしません.
( ) 日本緑化工学会経由で申し込みます
( ) 日本景観生態学会経由で申し込みます
( ) 応用生態工学会経由で申し込みます
( ) 上記の学会を経由せずに申し込みます(非会員用)
氏 名 |
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連 絡 先 |
所 属 |
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電 話 |
― ― |
A( ) 自 宅 ( ) 勤 務 先 |
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ファックス |
― ― |
A( ) 自 宅 ( ) 勤 務 先 |
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参 加 費 種 別 (○を記入してください) |
( ) 一 般 ( ) 学 生 |
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シンポジウム (○を記入してください) |
( ) 不 参 加 ( ) 参 加 |
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懇 親 会 (○を記入してください) |
( ) 不 参 加 ( ) 参 加 |
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エクスカーション (○を記入してください) |
( ) 不 参 加 ( ) 日 帰 り 参 加 ( ) 一 泊 参 加 |
【発表申込-該当者のみ記入してください-】
タイトル |
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発 表 概 要 (150字程度) |
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発表形式 |
( ) 口 頭 ( ) ポスター ( ) どちらでも可 |
# 発表概要は,本大会におけるプログラム編成に使用するため,公開はいたしません. 口頭発表を希望する方においても,ポスター発表に変更して頂く場合があります.
【備考欄-請書・領収書の発行など御要望があれば記入してください-】
問い合わせ先: 九州大学 島谷研究室 (担当:河口)
電話番号:092-802-3420
Email elr2008@civil.kyushu-u.ac.jp
ELR2008 エクスカーションのご案内
【日 時】
日帰りコース2008 年9 月22 日(月)13:00~18:30(福岡空港)
一泊コース2008 年9 月22 日(月)13:00~23 日(火)14:00(福岡空港)
【行 先】
壱岐南小学校ビオトープ(福岡市西区)
子どもや先生、大学、地域が設計段階から関わり、現在も成長し続ける、九州の小学校の中で最大規模の学校ビオトープです。田んぼと生け垣をモティーフとした設計で、2007キッズデザイン賞金賞を受賞しました。 [計画・設計:九州工業大学伊東啓太郎研究室+福岡市立壱岐南小学校]
石井樋(いしいび)
佐賀市大和町・嘉瀬川と多布施川の分流点約400 年前に作られた飲料水や灌漑用水の供給用水路です。使われなくなり埋没していましたが、かつての姿のみならず機能の復元にも成功し、現在、公園として整備されています。アザメの瀬:佐賀県唐津市・松浦川右岸「河川の氾濫源的湿地の再生」と「人と生物のふれあいの再生」を目標とした自然再生事業によって創造された6ha に及ぶ湿地帯で、今年度の土木学会環境賞を受賞しました。アザメの瀬と石井樋の事業は、九州大学の島谷幸宏氏のコーディネート(武雄河川事務所所長当時)によるものです。
武雄温泉*(佐賀県武雄市(予定))
一日目の見学地に関するディスカッションを肴に、食事と(酒と)温泉をお楽しみ下さい。
干潟よか公園*(佐賀県佐賀郡東与賀町)
海岸堤防の耐震工事によって消失した干潟の代償として、干潟の生物を保全するために創出したハビタットが見学できます。希少植物のシチメンソウや、かわいいムツゴロウにも出会えます。
住之江公園・六角川河口堰*(佐賀県小城市芦刈町)
住之江公園では、1 日の干満差が6m を越す有明海の干潟の生物を間近で観察できます。高潮時のみ閉鎖する珍しい六角川河口堰もご覧いただけます。
*:一泊コースのみ
【参加費】
日帰りコース :3,000 円程度(未定)
一泊コース :10,000 円程度(未定)
エクスカーション担当:真鍋徹(北九州市立いのちの旅博物館)
manabe@kmnh.jp