特集「河川を基軸とした生態系ネットワークの構築(仮)」の原稿募集について

景観生態学25巻1号(2020年6月発行予定)に掲載予定の特集「河川を基軸とした生態系ネットワークの構築(仮)」の原稿を募集いたします。

特集の趣旨
河川の自然再生に向けて,効果的な魚道の設置や多自然型工法による浸水域の設定,氾濫原の再生などが各地で実施されています。これら河川内の個々の構造物や景観構成要素に対する施策のみならず,河川全域に渡る魚類の移動を確保するための複数の堰の改良などといった河川内の縦断的連続性の再生や創出のための取り組みや,田畑などの河川の背後に存在する多様な景観構成要素と河川との横断的な連続性の復元・創出などの新たな取り組みなど,河川を基軸とした景観構成要素・生態系のネットワーク化に向けた施策も行われるようになってきました。さらに,河川流域で培われてきた文化的資源を,河川の維持管理に包括的に取り組むことにより,河川と地域社会との新たな関係を構築しようとする新たな取り組みも検討されています。
本特集では,このような河川のグリーンインフラ,ブルーインフラとしての機能強化および流域の持続的な発展を目指した事例や研究を紹介し,これからの河川と人との新たな関わりを概観します。

1. 問い合わせ・申し込み
事前に,著者,所属,代表者連絡先(メール,電話),原稿種別,表題(仮),概要,刷り上がりページのおおよその数(下記3の原稿レイアウトを参照)を下記受付担当までご連絡をいただけますよう,ご協力をお願い申し上げます。
本特集の受付担当 真鍋 徹(manabe@kmnh.jp)※メールアドレスの全角@を半角@に置き換えてください。

2. 原稿種別
原著論文,短報,総説(以上,校閲あり),調査研究報告,技術情報,実践報告(以上,校閲なし)のいずれか

3. 投稿規程・原稿送付状・執筆要領・原稿レイアウト(刷り上がりページ数の見積り用)
日本景観生態学会ホームページの該当ページ(http://jale-japan.org/のコンテンツの「学会誌投稿規程」)をご確認ください。

4. 原稿提出
校閲のある原稿(原著論文,短報,総説)は2019年8月末まで,
それ以外の原稿は2019年12月25日までに,
日本景観生態学会ホームページの該当ページ(http://jale-japan.org/のコンテンツの「オンライン投稿」)から,原稿と原稿送付状をご提出ください。提出の際は,一般原稿と区別するために原稿送付状の「① 類別」の上部に「25巻1号特集」と明記してください。

5. 投稿料・掲載料
学会員は投稿料・掲載料ともに無料です。超過ページ,カラーページ,別刷りは著者負担となります。非学会員の方につきましては,受付担当までお問い合わせください。

日本景観生態学会編集委員会