概要


お知らせ



景観生態学

「景観生態学」とは,複数の生態系の相互作用系として存在している「景観」の構造と機能を様々なスケールを用いて空間階層的に解明し,また,その形成・維持・変化の過程を人・社会との関係をとおして読み解きながら,自然の過程や風土を活かした国土・地域計画に科学的根拠を与える学問分野です.

沿革・活動概要

日本景観生態学会は,1991年,その前身である国際景観生態学会日本支部として活動を開始しました.生態学,造園学,農村計画学,緑化工学,林学,地理学,応用生態工学,土木工学,建築学など,専門分野の異なる多様な研究者や技術者が,「景観」をキーワードとして集まり,互いの視点を活かし合いながら意見交換を行ってきています.それぞれの会員は,学会で得た知見をもとに新たな研究に取り組み,また,地域の行政やNPOなどとともに地域の景観や生態系を保全し,地域創生や防災に活用していくための実践活動を展開しています.

日本景観生態学会の沿革
1991年 国際景観生態学会日本支部が発足
1994年 国際景観生態学会日本支部が設立
2004年 日本景観生態学会に改称

歴代の国際景観生態学会日本支部長および日本景観生態学会会長
(括弧内は在職時の所属)
■国際景観生態学会日本支部長
沼田 眞(千葉県立中央博物館) 1991年〜2001年
中越 信和(広島大学) 2002年〜2003年
■日本景観生態学会長
中越 信和(広島大学) 2004年〜2007年
森本 幸裕(京都大学) 2008年〜2011年
原 慶太郎(東京情報大学) 2012年〜2015年
夏原 由博(名古屋大学) 2016年〜2017年
日置 佳之(鳥取大学) 2018年〜2019年
鎌田 磨人(徳島大学) 2020年〜2023年