執筆要領
(2004年4月制定,2020年6月改訂)
原稿の用紙と書き方
原稿は,A4 版の用紙を用い 40 字×30 行とし,各ページの下端中央にページ番号を,各行の左に行番号を振るものとする.図表の位置を原稿中欄外に記入のこと.句読点は全角の「,」と「.」とする.
報文の構成
原著および総説の構成は以下の通りとする.
1. 表題,2. 著者名,3. 所属・住所・e-mail,4. 英文表題,5. ローマ字表記著者名,6. 英文所属・住所,7. 要旨および Abstract,8. キーワードおよび Key words,9. 本文,10. 引用文献,11. 図・表.
短報,調査研究報告,意見などの構成は以下の通りとする.
1. 表題,2. 著者名,3. 所属・住所・e-mail,4. 英文表題,5. ローマ字表記著者名,6. 英文所属・住所,7. 要旨および Abstract(なくても良い),8. キーワードおよび Key words,9. 本文,10. 引用文献,11. 図・表.
原稿第1枚目
原稿の第 1 枚目は表紙とし,その上半部には,表題からはじめて,英文所属・住所までを書くものとする.具体的には以下の例にならい記述すること.
(例)
明治期以降における長良川流域の景観構造の変化
藤原道郎 1・菊池多賀夫 2
1 千葉県立中央博物館 260-8682 千葉市中央区青葉町 955-2 (fujihara@chiba-muse.or.jp)
2 岐阜大学流域環境センター 501-1112 岐阜市瀬戸 1-1(kikuchi@green.gifu-u.ac.jp) Changes in landscape structure in a catchment of Nagaragawa-river after 1890s (Meiji era)
Michiro Fujihara1 and Takao Kikuchi2
1 Natural history Museum and Institute, Chiba, 955-2 Aoba-cho, Chuo-ku, Chiba, 260-8502 Japan
2 Institute for Basin Ecosystem Studies, Gifu University, 1-1 Yanagito, Gifu, 501-1112 Japan
また,表題および著者名に付随する脚注もこのページに記載する.
原稿第2枚目
要旨,Abstract, Key Words を原稿の第2枚目に書く.
■ 要旨・Abstract
原著,総説には,すべて日本語の要旨と英文の Abstract をつけなければならない.
報告,意見には投稿者の希望により,要旨と Abstract はつけてもつけなくても良い.
要旨の長さは 1000 字以内,Abstract の長さは 300 語以内とする.
要旨,Abstract の中では行を変えたり,図・表・文献などを引用したりすることはできない.
■ キーワードおよび Key Words
論文の内容を適切に表現する英語の語句を 5 つ選び記す.
原稿第3枚目以降
原著,総説の本文は原稿の第 3 枚目から,報告,意見などの本文は第 2 あるいは第 3 枚目から書き始める.本文の区分けは,下記の例に従うこと.
(例)
はじめに
調査地および方法
結果
1.
(1)
(2)
考察
1.
(1)
(2)
生物名・単位など
動物・植物の和名は片仮名書きとし,本文の初出時に学名(イタリック)を明記する.なお,学名以外のものは本文中では原則としてイタリックにはしないものとする.単位はメートル法による.
キャプション
本文が日本語の報文の図表のキャプションは,日本語または日本語・英語の併記とする.本文が英語の報文のキャプションは,英語で表記する.
文献の引用
本文中での文献の引用は,次の例に従う.また,3 名以上のものについては「・・・・ ほか」または「・・・・et al.」とすること.
沼田(1996)は景観生態学の目的として...
景観生態学としている(中越 1995; 横山 1995a, b, 1996; 中村ほか 1999).
また,Webサイトからの引用は適した文献がない場合に限定し,本文中にURLならびに最終確認年月日を明記すること.
学際的な学問である(日本景観生態学会「景観生態学とは」http://jale-japan.org/wp/学会概要/日本景観生態学会とは/ 最終確認2017年9月21日).
引用文献
文献は本文中に引用されたものに限り,かつ引用されたものすべてを記さなければならない.
文献の配列順序は ABC 順とし,字引式によるものとする.
雑誌の場合:著者名(姓前名後).年号.表題.掲載雑誌名 巻号: ページ.
1 巻の中が通しページになっておらず,号によって異なるものについては,巻とコロンの間に丸括弧でくくった号数を必ず入れること.
単行本の場合:著者名(姓前名後).年号.表題.総ページ数,発行所,発行地.
<雑誌からの引用例>
Askin, R. A., Philbrick, M. J. and Sugeno, D. S. 1987. Relationship between the regional abundance of forest and the composition of forest bird communities. Biological Conservation 39: 129-152.
Erdelen, M. 1984. Bird communities and vegetation structure.1. Correlations and comparisons of simple and diversity indices. Oecologia 61: 277-284.
鎌田磨人・中越信和.1990.農村周辺の 1960 年代以降における二次植生の分布構造 とその変遷.日本生態学会誌 40: 137-150.
守山弘.1991.東京近郊の原風景と生物相保全機能.環境情報科学 20(2):27-31.
<単行本の引用例>
Forman, R. T. T. 1995. Land Mosaics. 436pp. Cambridge University Press, New York.
氷見山幸夫・岡本次郎.1992.土地利用変化とその問題.273pp.大明堂,東京.
<単行本の一部からの引用例>
浜端悦治.1996.場のつながりからみた湖沼生態系.景相生態学(沼田眞編),39-48. 朝倉書店,東京.
Stow, D. A. 1993. The role of geographic information systems for landscape ecology. Landscape Ecology and GIS (Haines-Young, R. D., Green, D. R. and Cousins, S. T. eds.), 11-21. Taylor & Francis, London.