ICLEE

Invitation

Loss of biodiversity, desertification, global warming, and other environmental issues have been increasingly recognized, which requires the advancement of environmental conservation and restoration from a global perspective. Although various world-wide scientific and engineering efforts, including in Asian countries, have contributed to ameliorating the environmental crisis, growing pressures of economic and industrial development in Asia necessitate much further efforts with a consideration of sustainable development of human society. In addition, climatic conditions in eastern Asia, such as the Asian monsoon climate, and their ecological communities are greatly diverged from those in the West. The investigation should then be conducted within a framework appropriate to these given conditions.
The international journal, Landscape and Ecological Engineering, will be published in the English language to meet its global responsibility in protecting and improving the environment unique to East Asia. The journal promotes the development of theoretical concepts in environmental conservation and restoration and taking the leadership in establishing effective techniques for their application. For truly useful research that provides practical solutions, it is essential to exchange information among a wide array of experts across multi-disciplinary fields and countries, and particularly coordinate between researchers and their activities.
Landscape and Ecological Engineering will thus be published by a consortium of the East Asian societies that have exchanged information in science, engineering, and decision-making related to environmental conservation and restoration. The journal is not limited to specific disciplines and approaches but seeks manuscripts reporting research results with emphases of their application to solution of environmental problem and management. The journal invites contributions and subscriptions from as many scientists, engineers and managers as possible in a variety of disciplines.

Promoters on Landscape and Ecological Engineering

概要

ICLEE(International Consortium of Landscape and Ecological Engineering)とは,東アジアを中心とした自然環境の保全・管理・再生に関する学協会と共同で設立したコンソーシアムです.英文国際誌 Landscape and Ecological Engineering
(LEE) を年2冊刊行しています.

日本のICLEE参加学会は,日本景観生態学会,応用生態工学会,日本緑化工学会です.海外のICLEE参加学会は,Chinese Landscape Architects Society in Taiwan (CLASIT),The Korea Society for Environmental Restoration Technology (KSERT),Korean Society of Environmental Ecology (KSEE),Korean Institute of Landscape Architecture (KILA)です.

日本国内の研究者がLEEに投稿するには,日本景観生態学会,応用生態工学会,日本緑化工学会のいずれかの会員で,本誌の購読会員であることが条件となっています.

ICLEE協定書

第1章 総則

(名称)
第1条 本協定は,Landscape and Ecological Engineering国際コンソーシアム協定という.

(目的)
第2条 本協定は東アジアを中心とした自然環境の保全・管理・再生に関する学協会が恊働して英文国際誌を刊行し,もって関連学術の発展と,豊かな自然環境と共生した社会の実現に寄与することを目的として締結するものである.

第2章 構成団体・会員および費用負担

(構成団体)
第3条 前条の目的に賛同して本協定に参加した学協会をコンソーシアム構成学会といい,その集合体をLandscape and Ecological Engineering国際コンソーシアム(略称:ICLEE)という.

2 国際誌会員 コンソーシアム構成学会は,自らの会員のなかから,第2条の目的に賛同して,ICLEE が刊行する国際誌の購読・投稿資格を持つ個人をICLEEに登録し,ICLEE個人会員と称することができる.

(協定への参加)
第4条 ICLEE発足時の構成学会は附表に記載した学協会とし,特に申し出がないかぎり年度ごとに協定は自動的に更新されるものとする.

2 協定への参加および取りやめについては,各年度開始2ヶ月前までに,書面にて会長に申し出るものとし,理事会で承認する.

(費用負担)
第5条 構成学会は,それぞれが管理するICLEE個人会員数に対応する費用をICLEEに年度ごとに会長が別途指定する方法で遅滞なく支払うものとする.

2 費用はICLEE個人会員ひとりあたり年額7350円とし,構成学会は附表に記載した目標会員数の確保に努めるものとする.

第3章 役員および編集委員

(種別及び定数と選任)
第6条 ICLEE に理事(構成学会数と同数),監事,編集委員(40名以内)を置く.

第7条 理 事 構成学会の長またはその指名する者を理事とし,ICLEE の運営を司る.
2 理事のうち,1人を本会の会長,2人を副会長とする.

第8条 監 事 本会に監事2名をおく.

第9条 編集委員 学協会ごとの国際誌個人会員数と専門分野に配慮した編集委員をおき,1名を編集委員長とする.

2 学協会の代表編集委員一名を副編集委員長とする.

3 理事は編集委員を兼ねることもできるが,監事を兼ねることはできない.

4 必要に応じ,国際誌会員以外からも編集委員を選任することができる.

(会長・副会長・監事・編集委員長の選任)
第10条 会長及び副会長は,理事の互選とし,監事は,会長が指名する.

2 編集委員長は会長が指名し,副編集委員長は,学協会の推薦に基づいて,編集委員長が指名する.

3 編集委員は,副編集委員長と協議の上,編集委員長が指名する.
(職務)
第11条 会長は,ICLEE を代表し,その業務を総理する.

2 副会長は,会長を補佐し,会長に事故があるとき又は会長が欠けたときは,会長があらかじめ指名した順序によって,その職務を代行する.

3 理事は,理事会を構成し,この協定及び理事会の議決に基づき,本会の業務を執行する.

4 監事は,理事の業務執行の状況,および本会の会計状況を監査し,以下の各号を行なう.
(1) 本会の業務又は会計に関し不正の行為又は法令若しくは協定に違反する重大な事実があることを発見した場合には,これを構成学会に報告する.
(2) 理事の業務執行の状況又はこの法人の財産の状況について,理事に意見を述べる.

(任期等)
第12条 役員の任期は,2年とする.ただし,再任を妨げない.

2 補欠のため,又は増員によって就任した役員および編集委員の任期は,それぞれの前任者又は現任者の任期の残存期間とする.

3 役員および編集委員は,辞任又は任期満了後においても,後任者が就任するまでは,その職務を行わなければならない.

第4章 会議

(種別)
第13条 本会の会議は,理事会,編集委員会の2種とする.

2 理事会は,年1回以上開催する.

3 編集委員会は必要に応じて開催する.

(理事会の招集)
第14条 理事会は理事長が招集する.

2 理事会を招集する場合には,会議の日時,場所,目的及び審議事項を記載した書面により,開催の日の少なくとも10日前までに通知しなければならない.

(理事会の定足数および議長)
第15条 理事会の議長は,理事長がつとめる.

第16条 理事会の定足数は2分の1とし,出席理事の過半数をもって決し,可否同数のときは,議長の決するところによる.

2 やむを得ない理由により理事会に出席できない理事は,あらかじめ通知された事項について,書面をもって表決し,又は他の会員を代理人として表決を委任することができる.

3 前項の規定により表決した会員は,前条の規定の適用については出席したものとみなす.

(理事会の議事録)
第17条 理事会の議事については,議事録を作成しなければならない.

2 議事録には,議長及びその会議において選任された議事録署名人2人が記名押印又は署名しなければならない.

第5章 資産

(構成)
第18条 ICLEE の資産は,次の各号に掲げるものをもって構成する.
(1) 構成学会からの負担金
(2) 資産から生ずる収入
(3) 事業に伴う収入
(4) 寄付金品
(5) その他の収入

(事業計画及び収支予算)
第19条 ICLEE の事業計画及びこれに伴う収支予算は会長が編成し,理事会の決議を経なければならない.事業計画及び収支予算を変更しようとする場合も同様とする.

(会計年度)
第20条 ICLEE の会計年度は毎年1月1日に始まり,翌年の12月31日に終わる.

(事業報告及び決算)
第21条 ICLEE の事業報告書,財産目録,収支計算書等決算に関する書類は,毎事業年度終了後,速やかに,理事長が作成し,監事の監査を受けなければならない.

2 決算上剰余金を生じたときは,次事業年度に繰り越すものとする.

第6章 事務局

(事務局)
第22条 ICLEE の事務を処理するために会長が所属する構成学会を幹事学会と定め,事務局を担当する.

第23条 事務局に事務局長1名を置き,任期は役員と同様とする.

2 その他事務局運営に必要な事項は理事会の議決を経て会長が別に定める.

3 当面の間,附表3に示す準備委員会委員が事務局員を兼ねる.

附 則

1 ICLEE の設立当初の役員は,附表2のとおりとし,第12条の規定にかかわらず,その任期を成立の日から2006年12月31日までとする.

2 ICLEE 設立当初の国際誌発行計画及び収支予算は,第19条の規定にかかわらず,設立理事会の定めるところによるものとする.

3 ICLEEの設立当初の事業年度は,第20条の規定にかかわらず,成立の日から2005年12月31日までとする.

附表1 Landscape and Ecological Engineering国際学会コンソーシアム 構成学会 学協会名 目標会員数
日本緑化工学会 250名
応用生態工学会 200名
韓国環境復元緑化技術学会 200名
日本景観生態学会 50名
韓国造景学会 50名
韓国環境生態学会 50名
台湾景観生態学会 50名