景観生態学投稿規程
(2004年4月制定,2021年1月改訂)

編集方針

景観生態学(Landscape Ecology and Management)は,景観生態学(景相生態学)の進歩をはかるとともに,社会的課題への応用事例を紹介し持続可能な国土と循環型社会の形成に貢献することを目的とする.そのために,本誌は景観生態学の理論から実験,調査,計画,応用技術,社会的合意形成にいたる幅広い研究や事例報告,総説,意見を掲載し,研究者,技術者,行政,市民の交流をはかる.

投稿資格

投稿報文の著者は,会員以外のものを含むことができるが責任著者は会員でなければならない.なお,編集委員会が認めたときは,会員以外からの特別寄稿を受けることがある.

報文の種類

原著論文:新しいデータと分析,またはモデルによる,独創的で完成度の高い論文.未発表のものに限る.
短報:「原著論文」としての完成度は要求されないが,新しい知見や方法,独創的な理論 についての短い論文(印刷4ページ以内).未発表のものに限る.
総説:景観生態学分野の論文をレビューし,当該テーマについて分析・概説し,考察したもの.未発表のものに限る.
調査研究報告:新しいデータを含む調査や研究結果の報告.未発表のものに限る.
技術情報:現場での事例やソフトウエアの使用法など会員にとって興味深い情報で,編 集委員会が適当と認めたもの.
実践報告:景観生態学に関わる地域の実践活動(規模の大小を問わない)の概要や,個人や団体との関わり方,管理手法の紹介など,主にNPOや市民ボランティアならびにこれらの活動を協力・支援している行政,研究者などによる活動報告で,編集委員会が適当と認めたもの.
意見:景観生態学や景観生態学会に関する考えや提案で,編集委員会が適当と認めたもの.

原稿の送付

原稿は日本景観生態学会ホームページ上のオンライン投稿フォームから送付すること.
【オンライン投稿フォーム】:

オンライン投稿


オンライン投稿フォームに必要事項を記入の上,「投稿原稿」と「投稿原稿送付状」を添付すること.
【投稿原稿送付状】:

景観生態学投稿原稿送付状(PDF,Word)


「投稿原稿」は pdf とする.図表は pdf 形式に変換し,本文のファイルとひとまとめにすること.ファイルのサイズが 3MB を超えないようにすること.原稿受理決定後は,図を tiff または jpeg 形式で提出してもらうこともある.

原稿の受付

報文の原稿は,この規程及び執筆要領に従って書かれていなかればならない.この条件に適合しない原稿は受付けず,編集委員長が投稿者へ返却する.

校閲

受付けられた報文のうち,「原著論文」,「短報」,「総説」については,2名以上の校閲者による校閲を受けるものとする.著者は校閲者のうち1名を推薦することができる.論文の内容および体裁に関して問題があると編集委員が判断したときは,委員会として投稿者にその旨を通告し,訂正を求める.「調査研究報告」,「技術情報」,「実践報告」,「意見」について校閲は行わないが,体裁などに関して問題があると編集委員が判断したときは,委員会として投稿者にその旨を通告し,訂正を求める.全ての報文について,掲載が不適当であると委員会がみなしたものについては,その論文原稿に理由を付して投稿者に返却する.

論文の受理

編集委員がその論文の掲載を可とし,編集委員長がそれを認めた日付をもってその論文
の受理の日付とする.

用語と制限ページ

投稿論文の本文の用語は,日本語または英語とする.文章は口語体で,現代仮名使いと し,なるべく常用漢字のみを使用すること.
報文の長さは原則として,原著および総説については刷り上り 10 ページ以内,短報については4ページ以内,その他については6ページ以内を基本とする.
なお,ページ制限を超過した原稿については,超過分の印刷実費相当額を別途請求する.
原稿の刷り上がりページ数については原稿レイアウト見本を参照のこと.
【原稿レイアウト見本】:http://jale-japan.org/wp/inst/原稿レイアウト/

図・表

図や表は,モノクロ印刷を原則とし,そのまま印刷可能なものとする.カラーの図表については,著者の実費負担を前提に編集委員長が決定する.

原図及び電子媒体原稿の送付

原稿の受理後,編集委員会の指示に従って原図と最終版の原稿を電子媒体で送付すること.

別刷

原著論文,総説,調査研究報告,技術情報,実践報告,意見に関しては,pdf ファイルによる配布を行う.ただし,著者による再配布に関しては別途規定する.

校正

報文の校正は,原則として初校のみを著者が行ない,第2校以降は編集委員会の責任において行なうものとする.

著作権(Copyright)

著作権は著者に帰属する.再利用に関してはCC BY 4.0に従う.

著者による著作物の利用

本誌において公開後の利用に関してはCC BY 4.0に従う.ただし,報文の利用統計を得るためWebサイトにおいて自身の記事を掲載する場合には,DOIを用いてJ-STAGEの当該記事にリンクすることが望ましい.
本誌による公開以前にプレプリント,リポジトリ,Webサイト等における研究成果の公開を行っていた報文が本誌に掲載(J-STAGEでの公開を含む)された後は,もとの記事を削除するか,あるいは当該資料の冒頭において景観生態学に掲載された報文の引用情報を示し,学術情報の一意性を担保するため本誌を引用するよう利用者に周知すること.

規程の適用・掲載・改訂など

この規程は,景観生態学に26巻1号以降に掲載される報文から適用する. この規程は,毎巻1号に掲載する.
この規程の改訂は,景観生態学編集委員会の議を経て,運営委員会の承認を得て行なうものとする.

編集部(2018年~)

〒606-8522 京都市左京区下鴨半木町1-5
京都府立大学大学院生命環境科学研究科
長島 啓子
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