開催挨拶

日本景観生態学会2026年大会(JALE2026)を徳島県三好市で開催します。発表、総会は三好市地域みらい創発センター、公開シンポジウムは三好市池田総合体育館または三好市中央公民館での開催を予定しています。エクスカーションでは「にし阿波の傾斜地農業システム」として世界農業遺産に、また、「三好ジオパーク」として日本ジオパークに登録されている山間地域を巡ります。この大会は三好市、三好ジオパーク推進協議会事務局をはじめ、地域の方々の全面的な支援を受けて開催します。自然に触れ、地域の人たちと語らいながら、奥深い山里の社会ー自然システムの成り立ちや変容、そして未来について皆さんとともに考えてみたいと思います。多くの学会員の参加をお待ちしています。

 

開催概要

名称 :日本景観生態学会 第36回徳島大会

会期 :2026年6月12日(金)~14日(日) ※前泊(6/12 金)が必須になります

日程

  • 6月12日(金) 
    • ポスタープレ発表,若手企画イベント
    • ※大会参加者はどなたでも参加自由です。
  • 6月13日(土)
    • 午前;口頭発表,ポスター発表
    • 午後;総会,公開シンポジウム,懇親会
  • 6月14日(日)
    • エクスカーション
    • ※帰路は14時頃にJR阿波池田駅で解散を予定

会場(調整中)

  • 口頭発表/ポスター発表:三好市地域みらい創発センター(JR阿波池田駅より徒歩5分)
  • 公開シンポジウム:三好市池田総合体育館または三好市中央公民館(JR阿波池田駅より徒歩10分)
  • エクスカーション:三好ジオパークエリア,世界農業遺産エリアなど

アクセス(JR阿波池田駅まで)

  • 高知空港から:空港連絡バスおよび土讃線特急で約2時間
  • 高松空港から:高松空港リムジンバスで阿波池田バスターミナルまで約1時間半
  • 岡山駅から:瀬戸大橋線および土讃線特急で約1時間半~2時間
  • 大阪方面から:大阪駅周辺発の高速バスで約3〜4時間(乗り換えなし)
  • その他のアクセスについては三好市公式観光サイトをご参照ください。

宿泊

会場近辺のホテルと現在調整中です。
第2報(1月上旬)にて宿泊施設のご案内をさせていただきます。

 

一般講演 6月13日(土)

◎ 口頭発表、ポスター発表
※ 口頭・ポスター発表の発表者は日本景観生態学会の会員である必要があります(発表申し込み時に会員番号が必要となります)

◎ 参加費:第2報(1月上旬)にてご案内いたします。

(※)当学会はインボイス発行事業者ではないため、適格領収書は発行できません。

◎ 研究発表の様式

  • 口頭発表
  • ポスター発表
  • A0サイズ(横841mm、縦1189mm)以下で作成ください。
  • 掲示が可能な時間帯:前日のプレ発表中も掲示できるように調整中です。
  • 掲示に必要な画鋲は、会場にて準備します。

◎ 講演プログラム <準備中>

◎ 講演要旨集 <準備中>

◎ 参加者名簿 <準備中>

 

公開シンポジウム「大地・生きもの・人がつくる景観──世界農業遺産とジオパークから考える地域づくり― (仮)」

参加費無料、どなたでもご参加いただけます。

◎ 対面のみ(オンライン聴講については検討中)

  • と き:2026年6月13日(土)PM
  • 会 場: 三好市池田総合体育館または三好市中央公民館 および オンライン(検討中)
  • 趣 旨:四国山地の景観は、私たち人間の営みだけではなく、絶えず動き続ける大地と、その上で暮らす多様な生きもの、さらには国家や市場の影響が歴史的に重なり合うことで形づくられてきました。隆起や侵食、河川の流路変化、地すべりなど、大地は静的な背景ではなく、長い時間をかけて景観をつくり替える“動く主体”です。その動きは、生物の分布はもちろん、集落や農地の配置、土地利用の可能性をも左右してきました。また、ススキや雑穀などの異種生物も、景観を形づくる重要な主体です。草地のススキを施用しながら栽培されてきた雑穀は、急傾斜などの土地条件に適応しつつ世代を超えて受け継がれてきました。こうした栽培植物は、人間の選択と自然条件の相互作用の結果として景観に定着し、生態系を変え、人と土地の関係性を更新してきました。そして、人びとの行い──山を拓く、畑を作る、雑穀を育てる、道を通す、水を引く──といった実践は世代を超えて蓄積し、現在の景観の基層となっています。これらの営みは、世界農業遺産(GIAHS)やジオパークといった国際的な制度とも結びつき、地域の景観形成に新たな意味づけを与えつつあります。本シンポジウムでは、このように 「大地・生きもの・人」が相互作用し、動的に景観をつくり続けてきたプロセス を、学際的な視点から読み解きます。地質学・生態学・文化人類学・地域政策など異なる分野の専門家が集い、それぞれの立場から景観の動態に迫ることで、景観が“自然”と“人”のどちらか一方によってつくられるのではなく、両者の協働的営みによって成立していることを明らかにします。GIAHSやジオパークは、動く大地の物語と、在来作物や栽培植物、生物多様性、そして地域の暮らしをつなぐ枠組みとして重要性を高めています。本シンポジウムを通じて、研究者・行政・市民がともに地域の景観を見直し、未来に向けた地域づくりを構想する場としたいと考えています。
  • 次 第:
    • 趣旨説明&基調講演:内藤直樹
    • 講演1〜4:調整中

 

懇親会

  • と き:2025年6月13日(土)18:30-20:30を予定
  • 会場近辺のホテルと現在調整中です。第2報(1月上旬)にてご案内をさせていただきます。

 

エクスカーション

と き:6月14日(日)8:00頃~12:00頃を予定、雨天決行

【大地・生きもの・人がつくった祖谷──ジオパーク・世界農業遺産・OECMによる景観保全(仮)】

「日本三大秘境」のひとつとされてきた祖谷の景観は、私たち人間の営みだけではなく、絶えず動き続ける大地と、その上で暮らす多様な生きものや人びと、さらには国家や市場の影響が歴史的に重なり合うことで形づくられてきました。現在では、景観保全に関する国際的な制度との関連のなかで新たな価値と意味を帯びています。公開シンポジウムと連動した今回のエクスカーションでは、「大地・生きもの・人」が相互作用して景観をつくり続けてきた動的なプロセスを、現地を歩きながら読み解きます。ジオパーク・世界農業遺産・OECMに関係する専門家による解説と地域住民との交流をもとに、地質・生態・人間といった複数の視点から、祖谷の景観構造を体感いただけるJALE2026ならではのエクスカーションです。

  • 8:00:宿泊予定ホテルを出発、マイクロバスで現地(三好ジオパークエリア,世界農業遺産エリアなど)へ移動
  • 14:00:JR阿波池田駅にて解散
  • エクスカーション終了後の接続便:
    高松空港行 リムジンバス(14:20 発)
    高知空港行 特急列車(14:30 発)
    JR岡山駅行 特急列車(14:13 発)
  • 定員:50名程度
  • 参加費:調整中

 

 

各種参加申込スケジュール

  • 第2報(1月上旬)にてご案内いたします。

 

各種委員会

事前にオンラインで開催

 

お問い合わせ

第2報(1月上旬)よりお問い合わせを受け付けます。

 

事務局

日本景観生態学会徳島大会実行委員会

  • 大会長:
    • 鎌田 磨人(徳島大学大学院社会産業理工学研究部)
  • 実行委員長:
    • 今井 洋太(神戸市立工業高専専門学校 都市工学科)
  • 副実行委員長:
    • 丹羽 英之(京都先端科学大学バイオ環境学部)
  • 実行委員:
    • 内藤 直樹(徳島大学院社会産業理工学研究部)
    • 小串 重治(グリーンフロント研究所(株)、徳島大学環境防災センター客員准教授)
    • 大境 克典(三好ジオパーク推進協議会事務局長
    • 福井 智香子(三好ジオパーク推進協議会)
    • 飯山 直樹((株)エコー建設コンサルタント、徳島大学環境防災研究センター客員准教授)
    • 竹村 紫苑(水産研究・教育機構水産資源研究所)
    • 長谷川 逸人 (中央大学理工学部人間総合理工学科)

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